ECMOnetとは

 この組織はCOVID-19に対するECMO治療を提供する有志の集まりです。ECMO治療に携わる者たちが何の見返りも期待することなく、無償での活動に参加をしてくれ、現在の活動が行われるようになりました。
 2020年1月に中国武漢からの新型肺炎発生のニュースが報道された時から、このECMOnetの構築が検討、準備され、2月16日に本格的な活動を開始することに至りました。重症患者への24時間対応の電話相談、ECMO患者の搬送、相談を受けた現地での治療参加、重症症例の経過追跡など様々な対応が行われています。
 このプロジェクトを開始し、活動させるためには多くの関係者ならびに関係学会からの協力があり、そのお陰をもって現在に至っています。

代表者挨拶

 ウイルス性肺炎による重症呼吸不全はECMOによる治療効果が期待されており、これまでもH1N1インフルエンザ肺炎、MERSなどへの治療でその効果を発揮してきました。我々はCOVID-19に対してもECMOにより助けられる命が必ずあると思い、この活動を開始しました。このホームページが公開される6月下旬において、日本でのCOVID-19重症患者に対するECMOによる治療成績は救命率73%を誇り、世界最高レベルの医療を提供することができています。

 このような活動を行い、結果を出すにはAll Japanでの対応が絶対に必要です。日本集中治療医学会・日本救急医学会・日本呼吸療法医学会・日本感染症学会・日本呼吸器学会・日本麻酔科学会・日本小児科学会・PCPS/ECMO研究会などの関係学会から、このECMOnetの活動を行う事への賛同と協力を賜ることができました。
 まさにAll Japanでの対応とECMOnetへ参加してくれている医療従事者の献身的な活動が今回の治療成績を生み、このECMOnetの活動を支えているのです。我々はこれからも一人でも多くの患者を救命できるよう活動を続けていきます。 代表 竹田晋浩

セミナー

 日本COVID-19対策ECMOnet・日本呼吸療法医学会はこのほど厚生労働省ECMOチーム等養成研修事業を受託し、各都道府県単位で人工呼吸・ECMO講習会(1日コース)を開催させていただきます。

資料ダウンロード

 事前学習資料と事後学習資料はセミナー受講予定の皆様に対する資料です。事前学習資料は受講いただければ当日の座学の内容がより理解できますのでぜひ目を通してください。
 それぞれ別々のパスワードが必要となります。

CRISIS公開データ

 日本COVID-19対策ECMOnetは2020年2月中旬にCOVID-19重症患者に対する24時間電話対応システムを構築するとともに、刻々と変化する症例数を収集するためのデータベース、横断的ICU情報探索システム(CRoss Icu Searchable Information System, 略称CRISIS) を立ち上げました。
 2020年7月10日現在、日本集中治療医学会専門医認定施設、日本救急医学会救急科専門医指定施設、救命救急センター、小児集中治療連絡協議会関係施設を中心に全国で610を越える施設の協力をいただいております。
 現状ではCRISISはCOVID-19に特化しておりますが、参加各施設は集中治療、救急医療を専門とした施設であり今後はCOVID-19以外のパンデミックや大規模災害にも対応できるシステムを目指します。

臨床研究

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